◇ 三つの重心 重心バランスを整えましょう ◇

人間の頭部の重さは、体重の約10分の1、約5kg前後あります。これは大玉スイカ1個の重さに相当します。その重力が第一頸椎を支点として、細い首から真下へと常時かかり続けています。もしこの支点にズレが発生した場合、脊椎を含めて首から下の身体にかかる負担は大変大きなものとなります。頭部をバランス良い中心へ支えようとして首、肩の筋肉が緊張し、ひいては頸椎から骨盤まで歪みを作り、肩凝りや腰痛を引き起こす原因となってきます。

二つ目は、頭部も含めて上半身の体重と地面から両脚にかかる反作用力によって全体重を支えているのが骨盤の中央にある仙腸関節となります。仙骨はちょうど人体の要にあたる中心となります。
人体の二つの重心が、三つ目の重心、地球の中心に向かって真っすぐ垂直に安定している時、人体は最小限のエネルギーで最大限の活動を行うことができるのです。これが健康の条件の一つです。コンシスではこの重心バランスを重要視します。無理な脊椎矯正はいけません。

よく「ズレた骨を入れる」などと言って『ガタンッ』とか『ゴキッ』とか瞬間的に強烈な矯正を行う整体術がありますが、コンシスでは以下の理由から注意を要するようお話ししています。

1.脊椎関節の炎症や剥離の危険性があります。
2.骨(細胞)は矯正(強制)するものではなく、細胞自らが動いて戻っていくものです。
  従って矯正では本当の意味で正しくは戻りません。
3.ズレた骨の原因には様々な要因があります。
4.背骨は無限大∞の動きをしています。
5.恐怖感や緊張感は身体がイヤがっている証です。
6.中枢神経系の緊張を生みます。
◇ 自然治癒力とは ◇

自然の法則により、人体には「健康であり続ける力=自然治癒力」が存在しています。例えば特別な意識をしなくても自然と傷口が癒えて行くことがその証しです。では自然治癒力とは一体どこから発露するのでしょうか。なぜ不快な症状、病気が消えていかないことがあるのでしょうか。

自然治癒力とは、自らの意志に関係なく自律して働く「自律神経」に包含されています。大元は身体の中枢機能である脳(延髄)から脊髄神経を経由して末梢まで流れていっています。この神経エネルギーが絶えず脳から全開で充分に末端まで流れていることが健康の必須条件となります。

神経経路を電気回路と例えると、○○Vで○○Wの電気が常に充分に供給されている状態が「健康で快適に身体が動く」状態です。しかし電池が消耗した状態、つまり電気(電流と電圧)が充分に供給されないと、たちまち身体は不安定となりうまく動かなくなってしまうのです。

人は誰でも日々の生活の中で身体に負担をかけ歪みを作ってしまいます。しかし正常な状態では、休憩時や就寝時に回復しています。ところが、神経エネルギーが放電し流れが弱くなったり、回復に必要なだけの充分な睡眠をとらないことが続くと、故障や不具合が回復・修復できないまま蓄積していき、それがやがて身体に故障となって生じてきてしまうのです。自然治癒力=神経エネルギーの流れの強さといえます。
◇ 自然治癒力低下の要因 ◇

野生動物には驚異的な自然治癒力が備わっています。おそらく腰痛や肩こりはないでしょう。ゼンソクも糖尿病も脳梗塞もありません。本来であれば住環境に遥かに恵まれた人間は、それ以上でなければならないはずですが、現実はその反対です。

最も大きな原因は、複雑な現代社会における精神的ストレスにあります。現代文明社会で生活する私達は、ともすれば常に将来起きてもいないことへの不安や現状の不満、過去の後悔を思考し続けています。あらゆるものに価値判断や名札付を行い、自分の意識レベルを縛り付けています。この思考習慣が最大の「自然治癒力」=「神経エネルギー」を放電・消耗させてしまう最大の原因です。

また戦後の近代農法により劣化した土壌からの農作物、ミネラルやビタミンなど微量栄養素の不足した食物しか摂取できないことによる微量栄養素不足。日本人平均年間8sともいわれる農薬、食品添加物の摂取。さらに加熱調理や加工食品という食物酵素が破壊された無酵素食物を摂取することにより、体内での酵素やミネラル消費に多大なる負担をかけていたのです。他にも薬物、歩行・運動不足(全身を満遍なく使わない)、電磁波、氾濫する情報ストレス、自然環境の悪化などあまりにも低下させる要因が多いのが現状です。
◇ 自然治癒力を活発にするには ◇

当院での治療は、物理的な面での脳幹からの神経エネルギー(自然治癒力)の流れを充電・解放していきます。その結果、様々な機能が正常に働き始め、自ら骨格の歪みを正し重心バランスを回復させていきます。淀んでいた水が再び流れ始めると、水圧によって目詰まりがとれ、溜まっていたゴミや泥はすべて洗い流されていくように、今まで矯正を受けてもなかなか戻りきらなかった身体の歪みも、萎んでいたチューブに空気が入り始めたように、自らの治癒力によって内側から外側へ向かっての内圧により矯正されていきます。

しかし、人によって治癒力のエネルギーの流れに強弱があります。解放されていく自然治癒エネルギーの流れを更に強くしていくことが、より早く健康を取り戻すことになります。
 過去の出来事やまだ来ぬ未来への不安に自分の注意を固定させるのをやめ、現在、この今の瞬間瞬間を味わい楽しんでいくことが大切です。今この瞬間に幸福感を感じることは、その感覚が次の瞬間・未来へとつながっていくのです。ネガティブな思考からポジティブな思考に切り替えていくことが、神経エネルギーを放電させない最も大切な要因となります。

肉体を作る基である食生活の改善に取り組むことも大切です。食生活の改善は、より容易に精神的なストレスからの開放を助けます。現在問題となっているうつ病や発達障害といった精神的問題からアレルギー疾患や難病まで、正しい食生活やミネラルなどの微量栄養素を摂取することで、改善されたという体験があちこちの医師で報告され始めています。最も多い腰痛や肩こり、頭痛をはじめ様々な病気やウイルス性の疾患も、本来人間が持たされていた免疫力、自然治癒力を備えもってさえいれば、何も心配することはなかったのです。そのことにあらためて気づき、取り組んでいけば、健康は自ら追いかけずとも、向こうから戻ってきてくれるです。

当院では、健康の為の五要素として、「心(精神)」「環境」「食生活」「適度な運動」「規則正しい生活」を掲げています。その一つ一つを見直してみて、改善可能なものは出来る限り改善していきましょう。
◇ 治療方法 ◇

1.脊髄神経エネルギーの解放
生物は本来、「健康が正常」な状態であり続けるように創られています。決して年月と共に病気になっていくのが当たり前ではありません。身体は常に健康であり続けようと日夜働き続けているはずなのに、なぜ治り難い、不快な状態が続いたりするのでしょうか。

身体の全機能をコントロールしている司令室は脳にあります。その中で基本的な生命維持を司る分野は脳幹といわれる部分(脳の中央後頭部より)にあります。そこから脳脊髄神経を通路として送られる様々な命令が電気的なエネルギーとして科学的に確認されています。このエネルギー(※以下神経エネルギーと呼びます)が充分に身体の末端まで伝達されている時、人は自由に身体を動かし健康でいられることができます。

しかし何らかの原因が元で、その神経エネルギーが放電し流れが弱くなったり、一部流れにくくなったりして身体のすみずみ迄充分に届かない状態に陥った時、身体はバランスを失い始め、やがて不快な症状や疾患となって私たち自身を苦しめることになってしまいます。  多くの場合神経エネルギーが放電し、あるいは帯電し流れが弱くなっているため、脳脊髄神経の出入り口が捻じれたり細くなったりして、頭部より下へと神経エネルギーが充分に伝わりにくくなっています。この大きな原因の一つには、体内のミネラル不足により神経の電気エネルギーの伝達が阻害され、帯電状態になってしまっていることがあります。
コンシスの治療は、脳脊髄神経の出入り口である頭蓋骨後頭部の空間を簡単な自力の動作で開放させてやることにより、神経エネルギーを充電し流れを正常化させます。コンシス独自で考案した患者様自力の調整法により松果体にスイッチが入ると、流れが弱く滞っていた神経エネルギーは、脳幹から一気に下流(身体のずみずみ)へと向かって流れはじめます。その結果、身体は脳による指令統制を取り戻し、正常な機能を回復して骨格や筋肉の歪みを自ら整え始め、重心バランスの狂いや各細胞諸器官の不調和を治し始めるのです。

例えていうなればロボット(身体)に供給される電気エネルギー(電流と電圧)として考えてみればわかりやすいでしょう。電気が消耗(放電)し充分に供給されなければ、どのような機械も動作が不安定となり、正常に動かなくなってしまいます。コンシスの治療は、電気エネルギーの供給元である乾電池(脳幹)を充電し電気エネルギーを身体中に充分供給してあげるような作業になります。その結果機械は再び正常に元気よく働き出すのです。

2. 具体的な治療の流れ
 治療ベッドに仰向けになっていただき、主に足や腰、首などの部位を呼吸と共にご自身で上下左右に軽く動かしていただきます。その時に、こちらが若干の抵抗を加えながら行いますが、できるだけ呼吸を併せて瞬間に脱力できるようにコツをつかんでください(操体法の応用)。 この時のこつは、「息をゆっくりと吐きながら、水の中での動きのようにゆっくりと動かし、2〜3秒息を止めた後、合図と共にできる限り瞬間に全身の脱力をする」ことです。

頭部を前後左右回転の位置関係を誘導しながら、何度も持ち上げていただきます。この時歯は食いしばらないでください。呼吸は普通通りで結構です。一連の精妙な組み合わせによって脳神経エネルギーの開放を行います。 (最初重症な人ほど、頭を持ち上げるのが重く感じます。治療が進展し改善してくると共に、頭は軽く持ち上がるようになってきます。)  一連の治療によって自然治癒力の発露ができましたら、奥のベッドに移って頂き、身体全体の自己調整が少し落ち着くまで、20〜30分程度寝て頂きます。身体が治癒するには、重力から解放された就寝状態が必要です。寝ている時にエネルギーが全身を廻り、痛んだ箇所を修復する作業に入ります。寝ている時、人によっては胃腸がグルグルと動き出したり、脊椎や骨盤、手足が勝手に動くのが実感できたり、手や足先がポカポカと暖かくなるなど、様々な変化が感じられます。時間の経過、日にちの経過とともに重心バランスも回復し、症状は次第に薄れ、安定した立ち方や歩行動作が可能となってきます。

3.治療ポイント
痛みのある箇所は触りません。なぜなら「悪いところ=原因」ではないからです。「原因=神経エネルギーの流れの低下」を取り除き、神経系統の機能を正常化させなければ、一時的な症状の緩和で終わってしまいます。コンシスでは、時と場合によっては対症的に症状のある部位を調整することもありますが、基本的には、すべて自分自身の「治すシステム」に全て任せていきます。

最も重要な治療ポイントは、脳幹が再度神経エネルギーを充電供給するように、脳脊髄神経の出入り口である頚椎の最上部と頭蓋骨後頭部の空間を開放させてあげることです。一連の治療動作もほぼこの部位の解放の為に行います。これによって停滞していた脳脊髄神経エネルギー(自然治癒力)が勢いよく足方に向かって流れ始め、その方の自然治癒力の回復が始まり、その結果頭部から脊椎、仙骨、骨盤、手足の関節などあらゆる関節の歪みが自分の力で自然に調整します。

4.改善作用
身体があまりにバランス機能を失っていた方、薬などの対処的な方法によって一時的に症状を止めていた場合などには、一過性で熱が出るなどの風邪様症状、全身の気だるさや眠気、症状のある部位の痛みの増幅、過去の古傷の再発などが見られる場合があります。これは、体内で自然治癒作用が起こり始めた為で、バランス機能の回復と共にすぐに消失していきますので、心配はありません。

5.治療までの準備
更衣室において、時計、イヤリングなどの貴金属類、髪留め、ベルト、靴下などを外してください。
できるだけ身軽で身体を締め付けない服装になって下さい。

<付録>
◇神経エネルギーの流れを弱めるもの
・精神的なストレス(心を苦しめること、ネガティブな思考)
 この思考習慣が最大の「自然治癒力」=「神経エネルギー」を放電・消耗させてしまう原因です。
・薬、電磁波、化学物質、運動不足、不規則な生活習慣、睡眠不足、加工食品、砂糖類、ミネラル不足。

◇神経エネルギーの流れを強くするもの
・明るい思考(心の喜ぶこと、感謝の思い、やすらぎなど)を行うこと。
・生野菜、果物、きれいな水、生体ミネラル水の補給、適度な運動、充分な睡眠、
 自然環境との調和など。

※当院推奨の生体ミネラル「希望の命水」は特に神経エネルギーをアースし流れを強くする
 作用があります。

◇治療に要する期間
コンシスの治療は痛みを取ったり、症状を緩和させるだけの対処療法ではありません。身体に流れている根源的な神経(電気)エネルギーを充電し、全身に隈なく滞りなく流れる状態にまで回復させることにあります。その結果として、不快な症状や病が消えていくのです。

治療に要する期間は、その人の状態により様々です。どのように身体的症状が重度であれ、いろんな病院、治療院巡りをして来られていようが、短期間で回復されていく方がいらっしゃいます。反対に今まで病気などしたことがなく、初めて不調になったにもかかわらず時間を要する方もいらっしゃいます。
ただ総じて言えることは、皆様方のご希望に反して本当の意味での健康体に戻るまでには時間を要するということです。

コンシスで治療を受けていきますと、最初は症状が軽くなる、疲れにくくなるから始まって、だんだんと元気になっていきます。しかしその時点でもまだ、不快な症状が消えただけという状態がほとんどです。この時点で治療を止められますと、時間の経過とともに不快な症状がまた出始めます。
さらに治療が進み、本当に長年の神経エネルギーの停滞が解消され始めた時には、あたかも身体に羽がついたかのように軽く感じられ、身体の各所は若い頃のようにしなやかになめらかに動くようになってきます。そして自然と明るいポジティブな思考習慣が湧いてきます。

できれば一人でも多くの方にその感覚を味わっていただきたいものです。
治療間隔はご自身の無理のない間隔で構いません。この治療はただただ積み重ねが必要なのです。 時間を短縮するには、他に記述しているものを参考になさってください。回復に時間を要している方は身体だけでなく、これまでの日々の在り方、生き方を見直し修正するキッカケとしてください。
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